integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

太陽は再び没せず

 

初出

「太陽は再び没せず」(「主婦の友1962年1月号、主婦の友社)
筆名:林田律子 

 

執筆および発表に至る経緯

1961(昭和36)年 39歳
1月、雑誌「主婦の友」が募集した「夫人の書いた実話」に応募。ペンネーム林田律子、作品は『太陽は再び没せず』(『道ありき』の原型になる愛と信仰の記録)。

1961(昭和36)年 39歳
12月10日(日)、この日綾子は風邪を引いて教会を欠席。光世も疲労のため欠席。昼食後に速達を受け取るが、これが「主婦の友」応募作品「太陽は再び没せず」が「愛の記録」に入選通知だった。賞金20万円(雑貨店の毎日の売り上げが二千円であった)。
12月20日頃、雑誌「主婦の友」の新年号が届けられる。この雑誌に手記「太陽は再び没せず」が掲載される。
 
「主婦の友」は、昭和三十一年より毎年〝婦人の書いた実話〟を読者から募集し、その入選作は実話の持つ迫真性で、高い評判を呼んでいた。
 やがて、これと募集の時期をずらして、別に実話のテーマをしぼり、"愛の記録"を募集することにした。第一回募集は昭和三十六年の六月だったが、これに先立つ一月に募集した〝婦人の書いた実話〟の中に、これぞ愛の記録というべき、極めつきの募集作品があった。絶望的な病床にありながら、信仰を共にすることによって深い愛に結ばれた体験記である。募集の種目は違っていたが、著者の諒解を得て、これを〝愛の記録〟入選にふりかえ、翌年の「主婦の友」新年号に掲載した。林田律子作「太陽は再び没せず」である。(佐藤悳「思い出の『ひつじが丘』」『三浦綾子作品集』3月報)
 
 
 

 

単行本


『太陽は再び没せず 夫婦愛に生きた記録11編』

1972(昭和47)年11月10日、主婦の友社

主婦の友社編
B6判、厚紙装、カバー、オビ
238p ; 19cm
650円 (税込)
収録:太陽は再び没せず

(オビ)
三浦綾子が「主婦の友」に応募し入選した処女作「太陽は再び没せず」を中心に、夫婦愛に生きた感動の入選作品11編を収録。
「太陽は再び没せず」を中心に、夫婦愛に生きた感動の入選作品11編を収録。
「太陽は再び没せず」はベストセラー「道ありき」の原型で、三浦綾子の作品として見のがせないものである。ほかの10編も夫婦ならではの愛のこまやかさ、美しさ、葛藤が余すことなく描かれていて、読む人に深い感動を与える。

(オビ背)
三浦綾子の処女作など十一編収録 

(オビ裏)
<収録作品>●太陽は再び没せず 三浦綾子/●普天間の空に愛ふたたび 正田良子/●愛のきずな限りなけれど 山野貞子/●この命の灯もえつきるまで 大角百合子/●行こう人生のいばら道 吉次満夫/●この命ある限り 南美智子/●私は負けなかった! 熊野れつ子/●夫婦蒲団のしあわせ 山本陽子/●白い弾丸は今日もひた走る 野口孝子/●もの言えぬ夫に命ささげて 五島富子

 

太陽は再び没せず―夫婦愛に生きた記録 11編 (1972年)

太陽は再び没せず―夫婦愛に生きた記録 11編 (1972年)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 1972
  • メディア: -
 

『道ありき(新装版)』

 

1989年12月16日、主婦の友社

 

道ありき

道ありき

  • 作者: 三浦 綾子
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 1989/12
  • メディア: 単行本
 

『幸福のヒント-「主婦の友」90年の知恵-』

 

2006年10月20日、主婦の友社

幸福のヒント―「主婦の友」90年の知恵

幸福のヒント―「主婦の友」90年の知恵

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2006/09/01
  • メディア: 単行本

全集


『三浦綾子全集 第十五巻』

1991(平成3)年9月11日、主婦の友社

三浦綾子全集〈第15巻〉

三浦綾子全集〈第15巻〉

  • 作者: 三浦 綾子
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 1991/08
  • メディア: 単行本
 



小説選集


『塩狩峠/道ありき(三浦綾子小説選集3)』2001(平成13)年1月1日、主婦の友社

塩狩峠・道ありき (三浦綾子小説選集)

塩狩峠・道ありき (三浦綾子小説選集)

  • 作者: 三浦 綾子
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2000/12/01
  • メディア: 単行本