integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

海嶺

初出

「週刊朝日」(1978年10月6日~1980年10月17日、朝日新聞社)

単行本

朝日新聞社版

書誌
書名:『海嶺』
巻:(上)(下)
出版年月日:1981(昭和56)年4月20日
出版社:朝日新聞社
大きさ:20cm
カバー等:厚紙装、カバー、オビ
ページ;大きさ:(上)336p;20cm
ページ;大きさ:(下)334p;20cm
価格:各1200円
装画:松田穣
装丁:山岡茂
地図:熊谷博人
収録:海嶺(上)(下)/創作後記(下)/参考文献並びに資料(下)
 
作品画像
海嶺 上

海嶺 上

 

 

 

海嶺 下

海嶺 下

 

 

 

海嶺 (上・下) (1981年)

海嶺 (上・下) (1981年)

 

 

オビ(上)

幕末、難破した千石船で
太平洋を越え。さらにヨーロッパに渡った三人の舟乗り――後に聖書を初めて和約した音吉・久吉・岩吉が歩んだ苦難の人生を通して、歴史と無名の庶民との相克を描き、歴史小説に新境地を開いた著者渾身の大作!
週刊朝日大反響連載

  

オビ背(上)

漂流民の受難の旅を辿る感動の名作

 

 

オビ裏(上)
深く豊かな感動が終わりに近づくに従って盛り上がり、私はまるで、ひとつの人生を終わるかのような思いの中で作品を閉じた。
主題となった日本人とその信仰、キリスト教との歴史的な出会いについて投げかけられた問題の大きさと重大さ。それがすべて平明な文章の中で語り出される。「海嶺」は三浦綾子氏の代表となるすぐれたものであり、わが国におけるキリスト教と文芸について語るうえで欠くことの重要な作品となった。
水谷昭夫(関西学院大学教授)

 

 オビ(下)

あヽ緑なす祖国が見える!
五年ぶりの故郷を眼前にしながら、歴史の非情な歯車に翻弄される三人の切なる願い――綿密な史実考証と鋭い人間観察によって、近世日本を象徴する悲劇を活写した大河小説。
週刊朝日大反響連載。
 
オビ背(下)
 
北米・英国・マカオを遍歴して祖国へ
 
オビ裏(下)
 
「海嶺」は「太平洋に聳える山脈状の高まり」とある地理用語である。私はこの言葉を知った時、ほとんど人目にふれない庶民の生きざまに似ていると思った。岩吉も音吉も久吉も、それぞれに海嶺であった。自分の生を見事に生きた人生であった。しかも彼らは、その結果として、この日本の歴史に大きな関わりを持った。即ちモリソン号が日本に与えた影響である。
何がモリソン号の悲劇を起こしたのか。そう私は鋭く誰かに問いたい思いで、この小説を書きつづけた。「創作後記」より

主婦の友社版

書誌

書名:海嶺

注記:新装版
出版年月日:1989(平成元)年12月22日

出版社:主婦の友社

ページ数;大きさ:555p;22cm

カバー等:厚紙装、カバー、オビ

価格:2000円 (税込)
ISBN:4079333412
装丁:菊池信義
※「新装版へのあとがき(一九八九年十一月)」が追加された。
※新装版に際して、B6判(上)(下)二冊組みが、A5判一冊での刊行になった。
 
作品画像

 

海嶺

海嶺

 

 

オビ
「信じられせん――何んでわしらを撃つんか!」
運命という激浪の中を漂流しつづけた3人の男たちが故国日本に見たものは!?
 

 

オビ背
新装愛蔵版
 
オビ裏
 
漂流!
江戸時代における漂流は、幕府の鎖国政策が作り出した人災ともいえた。――
船が伊勢湾に入り、小野浦の沖を通った時、私は涙が流れてならなかった。彼らはどんなにこの小野浦に帰りたかったことであろう。どんなにこの小野浦の海を見、山を見、あの砂浜に立ちたかったことであろう。そう思うと、とどめようもなく涙が流れてならなかった。
一体、何がモリソン号の悲劇を起こしたのか。そう私は鋭く誰かに問いたい思いで、この小説を書きつづけた。
(創作後記より)


文庫本

朝日新聞社版

書誌

書名:海嶺
巻次:(上)(中)(下)
出版年月日:1983年10月20日
シリーズ名:朝日文庫
出版社:朝日新聞社
ページ;大きさ(上):377p;15cm
価格(上):460円(税込)
ページ;大きさ(中):374p;15cm
ページ;大きさ(下)334p;15cm
価格:440円(税込)
収録:海嶺/創作後記(昭和56年3月20日記)/文庫版出版にあたり(昭和58年9月10日記)/参考文献並びに参考資料/解説(高野斗志美)


作品画像 

 

海嶺 上 (朝日文庫 み 1-11)

海嶺 上 (朝日文庫 み 1-11)

 

  

海嶺 中 (朝日文庫 み 1-12)

海嶺 中 (朝日文庫 み 1-12)

 

  

海嶺 下 (朝日文庫 み 1-13)

海嶺 下 (朝日文庫 み 1-13)

 

 

角川書店版

書誌
書名:海嶺
巻次:(上)(中)(下)
出版年月日:1986年11月25日
シリーズ名:角川文庫
出版社:角川書店
ページ;大きさ(上):402p;15cm
収録(上):海嶺
ページ;大きさ(中):398p;15cm
価格:540円
収録(中):海嶺
ページ;大きさ(下):356p ; 15cm
価格:500円(税込)
収録(下):海嶺/創作後記(昭和56年3月29日)/解説(桝井寿郎)/参考文献・資料
 
作品画像
海嶺〈上〉 (角川文庫)

海嶺〈上〉 (角川文庫)

 
海嶺〈中〉 (角川文庫)

海嶺〈中〉 (角川文庫)

 

 

海嶺〈下〉 (角川文庫)

海嶺〈下〉 (角川文庫)

 

 

角川書店(KADOKAWA)改版

書誌

書名:海嶺
版:改版
巻次:(上)(中)(下)

出版年月日:2012年8月25日

シリーズ名:角川文庫
出版社:角川書店
ページ;大きさ(上):415p ; 15cm
価格(上):667円
ページ;大きさ(中):415p ; 15cm
価格(中):667円
ページ;大きさ(下):419p ; 15cm
価格(下):667円

作品画像
海嶺(上) (角川文庫)

海嶺(上) (角川文庫)

 
海嶺(中) (角川文庫)

海嶺(中) (角川文庫)

 
海嶺(下) (角川文庫)

海嶺(下) (角川文庫)

 

三浦綾子作品集

『三浦綾子作品集 第十三巻』1984年8月25日、朝日新聞社

 

三浦綾子作品集〈13〉海嶺 (1984年)

三浦綾子作品集〈13〉海嶺 (1984年)

 

 

三浦綾子全集

『三浦綾子全集 第十巻』1992年8月12日、主婦の友社

 

三浦綾子全集〈第10巻〉

三浦綾子全集〈第10巻〉

 

 

電子書籍化

三浦綾子電子全集

『三浦綾子 電子全集 海嶺(上)』
『三浦綾子 電子全集 海嶺(中)』
『三浦綾子 電子全集 海嶺(下)』
2013年2月22日、小学館ebooks

 

三浦綾子 電子全集 海嶺(上)

三浦綾子 電子全集 海嶺(上)

 

 

 

三浦綾子 電子全集 海嶺(中)

三浦綾子 電子全集 海嶺(中)

 

 

 

三浦綾子 電子全集 海嶺(下)

三浦綾子 電子全集 海嶺(下)

 

 

KADOKAWA版

分冊

角川文庫版『海嶺』(上・中・下)、2013年3月1日、角川書店

 

海嶺(上) (角川文庫)

海嶺(上) (角川文庫)

 

 

 

海嶺(中) (角川文庫)

海嶺(中) (角川文庫)

 

 

 

海嶺(下) (角川文庫)

海嶺(下) (角川文庫)

 

 

合本版

 

「海嶺 全3冊合本版」(角川文庫版『海嶺』上・中・下)、KADOKAWA(角川書店)、1月20日

 

海嶺 全3冊合本版 (角川文庫)

海嶺 全3冊合本版 (角川文庫)

 

 

映像化

映画

1983(昭和58)年 61歳
11月15日、映画「海嶺」(松竹映画制作、ワールドワイド映画提携)完成。旭川で特別試写会が開かれる。12月3日、映画「海嶺」松竹系で全国公開。

 

DVD『海嶺』

発行: いのちのことば社 ライフ・クリエイション)
原作:三浦綾子
出演:西郷輝彦、竹下景子、他
2003年4月2日

 

コミカライズ

初出

『海嶺 3吉漂流物語』
「らみい」(いのちのことば社)2008年1月号~2009年8月号に連載→※2008年1月号~12月号に連載分は「らみいスーパー2008」 2008年11月15日、(いのちのことば社 )所収

単行本

書誌

書名:漫画 海嶺 3吉漂流物語
原作:三浦綾子
作画:勝間としを
構成:かつまかずえ
出版年月日:2017(平成29)年5月1日
出版者:いのちのことば社
シリーズ名:フォレストブックス
ページ数199p
サイズ:19cm
カバー等:ソフトカバー、カバー、オビ

価格:1200円+税
収録:海嶺/著者紹介および参考文献
注記:「月刊らみい」2007年9月号から2009年8月号まで連載されていた作品を一部修正し、まとめた。巻末に三浦綾子記念文学館の紹介あり
ISBN:978-4-264-03397-4

作品画像
漫画海嶺 ~3吉漂流物語 (いのちのことば社)

漫画海嶺 ~3吉漂流物語 (いのちのことば社)

  • 作者: 三浦綾子原作,勝間としを作画,かつまかずえ構成
  • 出版社/メーカー: いのちのことば社
  • 発売日: 2017/04/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

カバー袖(表紙側)

「日本の国は わしらを見捨てた
しかし わしらを決して捨てぬ
まことの神がいるのや…」
(本文より)

 

カバー袖(裏表紙側)

関連作品
※『漫画 塩狩峠』の紹介

作品画像と作品情報

オビ

三浦綾子の壮大な物語をマンガ化
江戸期、あらしで漂流した日本人が
たどった波乱万丈のドラマ
原作 三浦綾子
作画 勝間としを
構成 かつまかずえ
定価(本体1,200円+税)

オビ(背)

作画 勝間としを

構成 かつまかずえ

 オビ(裏)

1832(天保3)年、音吉、久吉、岩吉の3“吉”は、千石船の乗務員として小野浦港(今の愛知県)を出港した。その後、嵐に遭い、1年以上の漂流生活の中で14人中生き残ったのが3吉だった。奴隷になった後に、アメリカの商社の責任者に救出され、英語やキリスト教を教えられていく。なんとか日本へ帰国を目指すものの、鎖国政策の日本で上陸を阻まれることに……。苦難の道を乗り越え、後に幕末日本にも役だった日本人の物語。