1969(昭和44)年 47歳
4月30日、父鉄治死去(享年79)
私の父は、私が四十七歳の時に死んだ。もう十四年も前のことである。父が死んだ時、私は八人きょうだいのうちで、誰よりも激しく泣いた。泣いても泣いても止まることのない涙だった。そして、その後三年間というもの、毎夜のように父の夢を見た。*1
1974(昭和49)年 52歳
4月30日、自伝『石ころのうた』(角川書店)刊行。
1978(昭和53)年 56歳
4月30日、集英社文庫『果て遠き丘』(解説・佐古純一郎)刊行。
1979(昭和54)年 57歳
4月30日、随筆『孤独のとなり』(角川書店)刊行。大阪府豊中教会にて講演。*2
1996(平成8)年 74歳
4月30日、自伝『命ある限り』(角川書店)刊行。
1999(平成11)年 77歳
塩狩峠記念館開館
4月30日、小説『氷点』『塩狩峠』等、初期作品を書いた自宅が「塩狩峠記念館」として、和寒町塩狩に復元され、その開館式に出席。
2013(平成25)年
4月10日(水)~4月30日(火)、三浦綾子記念文学館移動展 三浦文学と北海道 『氷点』の物語から見る(北海道旭川市、上川教育センター)主催:三浦綾子記念文学館