1961(昭和36)年 39歳
4月26日、上棟式。15時光世と二人で工事現場へ。16時30分式開始。竹内厚牧師が司式を行う。
四時半、式が始まった。中嶋先生はアメリカに行ってしまったので、結婚式の時に介添えの労を取ってくださった竹内厚牧師が司式された。鈴木棟梁はじめカーペンター八人、私たち夫婦、友人の福田エイ子さん(当時錦姓)が、骨組みだけの家の中に並び、竹内先生の聖書朗読と式辞を聞き、讃美歌三二一番を共にうたった。聖書は旧約聖書詩篇第一二七編の一節、<主が家を建てるのでなければ、建てる者の勤労はむなしい>以下二節までが読まれ、祈りは私たちの外、鈴木棟梁も祈られた。上棟式に棟梁が祈ることは珍しく、大きな喜びとなった。綾子はカーペンターの健康と無事はもちろん、その家族の幸福まで祈って、大いに感謝された。(三浦光世『妻と共に生きる』)
1991(平成3)年 69歳
4月26日、写真集『三浦綾子文学アルバム』(主婦の友社)刊行。
1997(平成9)年 75歳
4月26日、光世が便座のふたの上に腰を掛けさせるのを忘れたため転倒し、頭部を裂傷、ホチキスで3針縫う。肋骨が一本折れる。このことを光世はずっと悔やみ、事あるごとに記している。
2007(平成19)年
4月26日~5月30日、三浦綾子記念文学館にて特別展「三浦綾子写真展~取材旅行を中心に~」が開催される。
2013(平成25)年
4月26日、「三浦綾子電子全集」第14回[第3期第2回]配信開始。
65『あのポプラの上が空』、66『生かされてある日々』、67『風はいずこより』、68『心のある家』、69『あなたへの囁き ―愛の名言集』(小学館ebooks)。
65『あのポプラの上が空』
66『生かされてある日々』
67『風はいずこより』
68『心のある家』
69『あなたへの囁き ―愛の名言集』