1890年(明治23)4月25日
札幌北一条教会が伝道を開始する。*1
1922(大正11)年4月25日 0歳
北海道上川郡旭川区四条通十六丁目左二号(現・旭川市)において父・堀田鉄治(数え年で33歳)、母・キサ(29歳)の次女(第5子)として生まれる。長男道夫12歳、次男菊夫10歳、三男都志夫7歳、長女百合子4歳、鉄治の末妹スエ13歳の7人家族。当時父方の祖父母はすでにこの世になく、母方の祖母エツが堀田一家の近所に住んでいた。
1954(昭和29)年4月25日 32歳
この日、前川正から最後の便りが届く。
1976(昭和51)年 54歳
小説『石の森』(集英社)刊行。
1984(昭和59)年 62歳
『三浦綾子作品集 第十一巻・泥流地帯、続泥流地帯』(朝日新聞社)刊行
1993(平成5)年 71歳
71歳の誕生日。八柳秘書、スタッフの小西和子、福田エイ子、小野ふじ枝、光世らと共に写真を撮ってもらう。(撮影、近藤多美子。『遥かなる三浦綾子』所収)
1999(平成11)年 77歳
4月25日、対談(共著)『三浦綾子対話集4 共に歩む』旬報社。同日4月25日、「上川更生ハイム」(旭川市東旭川町)で音楽療法を受ける。
2000(平成12)年
『夕映えの季節を生きる』(日本基督教団出版局)に『祈りの風景』の一部が収録される。
2001(平成13)年
角川文庫版『この病をも賜として』刊行。
2003(平成15)年
随筆『愛と信仰に生きる』(日本基督教団出版局)刊行。
2012(平成24)年
『丘の上の邂逅』出版を祝う会に200人超が参加。角川文庫版『草のうた』『石ころのうた』改版刊行。
2014(平成26)年 氷点50年、三浦光世の召天
単行本未収録エッセイ『ごめんなさいといえる』(小学館)刊行*2。18時より、旭川グランドホテルにて「『氷点』50年と出版を祝うつどい」が開催される。ゆかりの人たちやファンら200人が集った。祝賀会では、三浦綾子記念文化財団の菅野浩副理事長があいさつ。朝日新聞北海道支社長・増井一実・、旭川市長の西川将人らが祝辞を述べ、光世に花束が贈呈された。
4月25日~11月3日、三浦綾子記念文学館にて「緊急特別企画・『銃口』展 筒先は国民に向けられた~勤勉な教師が警察に捕まる~」が開催される。
2016(平成28)年 「塩狩峠」50年
4月25日、新書『国を愛する心』(小学館)の出版と、「三浦光世 電子選集」配信開始(小学館)を祝う会が三浦綾子記念文学館で開かれ、関係者約60人が祝った。挨拶は三浦綾子記念文化財団理事長・山田宏紀が行った。
2018(平成30)年:三浦綾子記念文学館開館20周年
4月25日、光世との共著『信じ合う 支え合う 三浦綾子・光世エッセイ集』(北海道新聞社)刊行。*3
同日日本マドンナがアルバムCD『ファックフォーエバー』(レーベルは二日目レコード、NHMD-001/税込¥2,000)。収録曲の5曲目に「三浦綾子の塩狩峠を読んでやり直せ」がある。発売日が綾子の誕生日になっていることについては偶然だった模様。
*1:スイスの宗教改革者J.カルヴァンの流れをくむ改革派教会・長老主義教会の日本キリスト教会に所属するプロテスタントの教会。1952年(昭和27年)7月5日、この教会の第5代目牧師小野村林蔵が綾子に洗礼を授けた。また、小説『愛の鬼才』の主人公・西村久蔵が在籍していた教会である。『ひつじが丘』のヒロイン奈緒実の父(広野耕介)は、『愛の鬼才』西村久蔵がモデルである。
*2:『ごめんなさいといえる』は21日から書店に並び始めたが、奥付の日にちに従い、25日刊行とした。
*3:綾子が1990年から95年にかけて、北海道新聞夕刊に月1回のペースで連載したエッセイ57編に、夫・光世の13編を加えて再構成した「夫婦エッセイ集」