左右社編集部編『〆切本』(左右社、2016年9月20日)「Ⅲ章 〆切りなんかこわくない」、p248-249に、綾子の『北国日記』が転載。
『北国日記』は、1982年1月~1983年7月まで「主婦の友」(主婦の友社)にて連載。
連載時は「わたしの日記」というタイトルだった。
連載時は「わたしの日記」というタイトルだった。
転載されたのは、連載第1回目の「わたしの日記」(※掲載時はサブタイトルなし、単行本化されたときに「夢」と章題がつけられた)の抜粋で、「主婦の友」に連載中の原稿を光世の指摘で書き直したエピソード。
本文中の『私の出会った本』とは、「主婦の友」に1980年4月~1981年12月まで連載、のち『わが青春に出会った本』(主婦の友社、1982年2月20日)のこと。最終回の「聖書」は、「主婦の友」1981年12月号(1981年12月1日刊)に掲載された。
なお、『〆切本』p249には「晩年の綾子の創作は、夫・光世の口述書き取りによって支えられた」とあるが、「晩年の」が蛇足。口述筆記は第3作『塩狩峠』のころから行っている。
収録作品:〆切本-左右社編集部 - 紙の本:honto本の通販ストア(circled.2016/9/1)
http://honto.jp/netstore/pd-worklist_0628034375.html
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