『天の梯子』第一章で、以下のように紹介されている。
で、この間、私は私の友人に、『朝の祈り夜の祈り』(ベイリー・J著、新見宏訳、日本基督教団出版局刊)という祈りの本をプレゼントした。彼女は女手で、大きな国際的な仕事をし、たくさんの人々を雇用している実業家である。教会に通ってはいないが、夜、眠る前のひと時、二十分程は神の前に祈るという。そしてその祈りの時が、一日中で一番平安な時だという。その言葉に私は、キリスト教者として感動を覚えた。クリスチャンと雖も、一日に二十分間、心静かに神とと対話を持つ人は、それほど多いとは思えない。