【写真集】
『永遠に 三浦綾子写真集』1999(平成11)年11月25日、北海道新聞社
北海道新聞社編
A4判、厚紙装、カバー、オビ
152p ; 28cm
年譜あり
著作目録あり
2800円
写真:後山一郎
以下を収録:
後山さんとの出会い 三浦綾子
二つの目 黒古一夫
「六華堂」と三浦綾子さん 東延江
三浦綾子さんと私 五十嵐広三
背広 小檜山博
ある友人の入信 八柳鐵郎
はげます人、三浦綾子さん 高野斗志美
心の出会い 木内綾
綾子さんとの約束 後山一郎
三浦綾子年譜
主な作品一覧
あとがき 後山一郎(オビ)
21世紀の人間へ問いかける77年の生涯
北海道の過酷な風土に生まれ育った作家が、自らの運命を切り開いて残した、大いなる遺産・優しさの姿の全貌。
(オビ裏)
三浦綾子さんと夫、光世さんはいつも一緒だ。どこから撮っても二人の姿が写ってしまう。写真を撮る時に心がけていることは、「美しく撮る」と心に決めることだ。写真は「真を写す」と書くが、そうとは思えない。光の芸術といわれるように光線の選び方や、人の動きや表情を上手にとらえることで、いっそう美しく表現することができるからだ、綾子さんは、心がうちとけないと笑顔を見せてくれないし、面白い話も聞かせてくれない。私は自然な二人の姿を求めて、愛情を込めてシャッターを切っている。(本書「あとがき 後山一郎」から)