integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

夕映えの旅人--生かされてある日々3

【初出】
「信徒の友」(日本基督教団出版局)1995年12月~1997年3月に「生かされてある日々」というタイトルで連載。

【単行本】
2000(平成12)年10月12日、日本基督教団出版局
B6判、厚紙装、カバー、オビ
288p ; 20cm
1700円
カバー写真:児島昭雄
装丁:熊谷博人

以下を収録:
はじめに 三浦光世
パーキンソン病と歩む 一九九五年夏 三浦綾子
第1章 老いることも病むことも 一九九五年七~九月<病気は理屈ではない 綾子/再び綾子と電車にて旅行できる日を祈る 光世/不眠もまたよし 綾子/二人で北美瑛の丘へ 光世>
第2章 うれしい夢 一九九五年十~十二月<窓の外に雪虫の漂うを見る 綾子/すべてのこと感謝せよ 光世/弟昭夫逝きて二十五年 綾子/ともあれ、共に忍びぬくこと 光世/三浦綾子記念文学館の実行委員会 綾子/子供クリスマス第三十六回 光世>
第3章 感動の作用 一九九六年一~三月<病人にとって一番淋しいこと 綾子/三十七回目の婚約記念日 光世/責むる者のために祈れ 綾子/主の山に備えあり 光世/共に時代を生きた人たちの懐かしさ 綾子/今月二度教会に行き得たるを感謝 光世>
第4章 また逢う日まで 一九九六年四月~六月<自伝『命ある限り』刊行 綾子/イースター礼拝に二人で 光世/末弟秀夫の葬儀 綾子/至る所花みな美し 光世/薬の副作用による幻覚 綾子/共に札幌医大学祭の講演に 光世>
第5章 東の空に大きな虹 一九九六年七月~九月<読者のためにも 綾子/北美瑛の丘へドライブに 光世/人間よ奢るなかれ 綾子/連山の緑澄み、二人で戸外散歩 光世/『銃口』が第一回井原西鶴賞に 綾子/それにしても老いとは何か 光世>
あとがき(三浦光世)

(オビ)
共に歩んだいのち輝く道
真実に生き、真実に愛し、豊かな作品を生み出しつづけた作家・三浦綾子、寄り添い支える夫・三浦光世、喜びと感謝と祈りの日記。

夕映えの旅人―生かされてある日々〈3〉

夕映えの旅人―生かされてある日々〈3〉

  • 作者: 三浦 綾子
  • 出版社/メーカー: 日本基督教団出版局
  • 発売日: 2000/10
  • メディア: 単行本

 「はじめに」にあるように、「信徒の友」(1987年4月号~1995年3月号)に連載していた「生かされてある日々」の連載終了後、読者および編集部の求めにより「続 生かされてある日々」としてペンをとるようになったもの。1997年1月、綾子が札幌柏葉脳神経外科病院に入院したことにより休載。1999年10月12日に召天したため再開は果たされなかった。量的に1冊の本にする分量がなかったため、光世の日記を交互に付加し、1冊の本にまとめられた。光世の日記は1995年7月5日から1996年9月30日まで。

 綾子の日記は○月○日となっているが、あとがきにあるように「日記体であるが、妻は日記をつけていなかったので、私の日記を参照し、○月○日として書きつづけた」。