【初出】
「本の窓」(1990年1月~1993年8月、小学館)に連載。
【単行本】
『銃口』(上)(下)1994(平成6)年3月10日、小学館
B6判、厚紙装、カバー、オビ
上342頁/下318頁
上下各1553円
装幀:菊地信義
カバー装画:小磯良平
収録:銃口/あとがき(一九九四年一月 三浦綾子)/参考文献並資料/初出
※(下)のみあとがき(一九九四年一月 三浦綾子)/参考文献並資料/初出
(オビ(上))
昭和を生きたすべての人へ!
北海道の雄大な自然に育まれた竜太と芳子の青春と愛。だが、希望に燃える若き教師たちの上に戦争の暗雲がのしかかる……。
人間の本質に迫る三浦文学の最高傑作
(オビ背(上))
三浦文学の最新長編(オビ裏(上))
【上巻のあらすじ】
昭和元年、北森竜太は北海道旭川の小学4年生。納豆売りをしている級友芳子に対する坂部先生の温かい言葉に心打たれ、教師を志す。日中戦争が始まった昭和12年、小学校教師となった竜太は、生徒をいつくしみ、芳子との幸せな愛をはぐくんでいた。その二人の背後に無気味な足音――それは過酷な運命の序曲だった。(オビ(下))
昭和を生きたすべての人へ!
NHKのTVドラマでも放送
突然の拘留、応召から満州へ、そして敗戦。過酷な運命に翻弄されながらも人間らしく生き抜く竜太をめぐる人間ドラマ。
激動の時代を描く三浦綾子最新長編。(オビ背(下))
三浦文学の最新長編(オビ裏(下))
【下巻のあらすじ】
昭和16年、思いもよらぬ治安維持法違反の容疑で竜太は7ケ月の独房生活を贈る。絶望の渕から立ち直った竜太に、芳子との結婚の直前召集の赤紙が届く。軍隊、そして20年8月15日、満州で敗走中、思わぬ人物に助けられて祖国の土を踏む。再会した竜太と芳子の幸せな戦後に、あの暗い影が消えるのはいつ――
【文庫】
『銃口』(上)(下)1998年1月1日、小学館文庫
『銃口』(上)(下)2009年8月25日、角川文庫
【DAISY】
『銃口』(上)(下)1999年9月、日本障害者リハビリテーション協会
CD-ROM1枚:12cm
収録時間:(上)11時間12分 (下)11時間13分
【小説選集】
『銃口/年譜(三浦綾子小説選集8)』2001年7月1日、主婦の友社
【電子全集】
『三浦綾子電子全集 銃口』(上)(下)』2013年10月12日、小学館ebooks
【電子書籍】
『銃口』(上・下)2013年10月4日、角川文庫版
「銃口 上下合本版」(角川文庫版『銃口』上・下)、2016年1月20日から配信予定、KADOKAWA