【初出】
「主婦の友」(1984年1月~1986年6月、主婦の友社)に連載。
【単行本】
『嵐吹く時も』1986(昭和61)年8月30日、主婦の友社
B6判、厚紙装、カバー、オビ
381p ; 20cm
1400円
装丁:上村淳之
口絵:小松久子
収録:嵐吹く時も/あとがき(一九八六年八月 三浦綾子)
(オビ)
明治から昭和に至る激動の時代を男女の愛憎を軸に描く、波乱万丈の物語
著者のライフワークとも呼ぶべき代表作
(オビ裏)
人間は罪を犯さず生きていけない…
三浦綾子
それらの人間たちの、お互いに及ぼす微妙な影響を、私たちはときには立ち止まって深く考えなければならないような気がする。いつも小説を書くたびに思うことだが、人間はなんと罪を犯さずには生きていけない存在であろう。誰もが罪を犯す存在であってみれば、誰もが許してもらわねば生きていけぬ存在でもあると言える――。(「あとがき」より)
(オビ背)
力作長編歴史小説
【全集】
『三浦綾子全集 第十二巻』1992年11月11日、主婦の友社
【文庫】
『嵐吹く時も』(上)(下)1983年6月25日、新潮文庫
【電子全集】
『三浦綾子 電子全集 嵐吹く時も』(上)(下)、2013年3月8日、小学館ebooks