【初出】
「週刊朝日」(1974年11月8日~1976年4月16日、朝日新聞社)に連載。
【単行本】
1976(昭和51)年3月30日(上)、同年5月20日(下)、朝日新聞社
B6判、厚紙装、カバー、オビ
装幀:生沢朗
地図:吉沢家久
各740円
(上)309p;19cm
収録:天北原野/参考文献並びに資料
参考文献並びに参考資料:309p
(下)267p ; 19cm
収録:天北原野/参考文献並びに資料
参考文献並びに参考資料: p.267
(オビ 上)
かつての日本領土・樺太を舞台として、心に罪の十字架を負った男女群像の、人間愛憎の限界を描く。関東大震災の年から日中戦争の波紋が、北辺の地にひろがってくるまでの激動の時代を背景に物語は展開する。(上巻)
週刊朝日連載(下巻近刊)
(オビ背 上)
週刊朝日好評連載
(オビ 下)
エゾカンゾウの大群落が地平線までつづく原野に立った貴乃と孝介は、互いの眸を見詰め合う――舞台は再び樺太から北海道へと移り、壮大なスケールで展開された大河小説は、ここに感動的な終幕を迎える。
週刊朝日連載(上巻既刊)
朝日新聞社
740円
(オビ背 下)
完結編
『天北原野(新装版)』1989年12月22日、主婦の友社
A5判、厚紙装、カバー、オビ
430頁
1800円
※「新装版へのあとがき(一九八九年十一月)」が追加された。
※B6判(上)(下)二冊組が、A5判一冊での刊行になった。
(オビ)
人はなぜ、他者を傷つけずに生きることができないのか?
酷寒の北国を舞台に、ヒロイン貴乃の起伏に富んだ生涯を通して、人生の不条理を問う大河小説。
新装愛蔵版
(オビ背)
三浦綾子
新装愛蔵版(オビ裏)
神に与えられた自然にふさわしく、人間もまた美しく創られたはずだ。だが、なぜ故なく人は傷つけ合わねばならないのだろう――愛し合いながら、ふとした運命のいたずらから、ついに結ばれることのなかった貴乃と孝介。大正末期から日本の敗戦に至る時代の波にもまれながら。二人がひたすら耐え、生き抜く姿を感動的に描く長編ロマン。
【文庫】
『天北原野』(上)(中)(下)1978年8月20日(上)、1978年9月20日(中)(下)朝日文庫、朝日新聞社
上:
309p ; 15cm
300円
収録:天北原野
中:
299p ; 15cm
300円
収録:天北原野
下:
252p ; 15cm
270円
収録:天北原野/参考文献並びに参考資料/解説(尾崎秀樹)
『天北原野』(上)(下)1985年5月25日、新潮文庫、新潮社
上:490p;16cm
収録作品:天北原野
下:432p;16cm
収録作品:天北原野/参考文献並びに参考資料/解説(昭和60年3月 久保田暁一)
【作品集】
『三浦綾子作品集 第十巻』1984年6月25日、朝日新聞社
【全集】
『三浦綾子全集 第七巻』1992年4月8日、主婦の友社
【大活字本】
『天北原野』(1)(2)(3)(4)(5)1994年9月10日、埼玉福祉会
【電子全集】
『三浦綾子 電子全集 天北原野』(上)(下)2012年12月28日、小学館ebooks