integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

裁きの家

【初出】
「週刊ホーム」1969年10月20日~(集英社)に連載されたが、雑誌が休刊したため、2巻7号で連載中止となり、後半部分が書き下ろされた。

【単行本】
『裁きの家』:1970(昭和45)年5月25日発行、集英社
B6判、紙装、カバー、オビ
314p ; 19cm
430円
装幀:小松久子
収録:裁きの家/あとがき(昭和45年4月 三浦綾子)

(オビ)
TVで放映、全過程の感動を呼ぶ!
裁きの家
三浦綾子
人間が人間を裁けるだろうか
姦通、嫉妬、憎悪渦巻く二つの家庭を描く問題作!
(オビ背)
三浦綾子の最新話題作
(オビ裏)
人間のエゴイズムを追求
人はなぜ、自分の家庭を裁きの家とするのか。妻は夫を責め、夫は妻に充たされず、親は子を子は親を裁いてしまう。そんな姿が、わたしたちのごく身近にも多い。
わたしは二つの家庭を描きながら、誰もが持っている人間のエゴイズムに光をあててみたい。「裁きの家」が「憩いの家」に変わる日を希って――(著者のことば)

裁きの家

裁きの家

  • 作者: 三浦綾子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1970/05/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
【新書判】

『裁きの家』〈集英社コンパクトブックス〉1974(昭和49)年11月30日、集英社
新書判、紙装、カバー
236p ; 18cm
430円
カバー絵:カミーユ・ピサロ(1830~1903)「晴れた朝」(部分)油彩/73×92cm/1897年作
収録:裁きの家

(カバー折り返し表)
≪あらすじ≫小田島優子は、石狩河口の荒涼とした風景を前にして、大河の老残の姿が、自分の未来の象徴のように思えた。優子のまぶたには、つい先刻目にした、夫と、夫の嫂の滝江の睦じそうな姿態が焼きついていた。その優子の予感は、彼女の日常の暗いよどみに根ざしているのだ。かつて滝江が、札幌市内の或る旅館から、若い男と連れだってでてきたのを優子は目撃している。手芸の才のある滝江は、豊かな収入にまかせ、我儘で、姑のクメとも折り合いが悪い。その上、滝江は貞淑な優子を明らかに敵視していた……/(裏カバーの袖につづく)

(カバー折り返し裏)
(表カバーの袖よりつづく)/優子は、滝江の抗弁によって、クメを引きとることになった。クメは心の狭い女である。優子は、孤独な老人の心境が分からぬでもないが、自分の貧しい生立ちを、クメに詰られた屈辱は忘れられない。しかもクメは、子狡い次男の弘二を盲愛することを初めとして、優子の家庭に次々に波乱を起こしている……
どこを向いても、刺々しい人間関係の茨の中で疲れ果てた優子は、いつしか、滝江と取り引きのある袋物商の吉井に魅かれるものを感じていた。しかし、吉井に気のある滝江は、またもや優子を傷つける言動をまきちらして……

【文庫】
『裁きの家』1977年5月30日、集英社文庫、集英社
326p ; 16cm
260円
収録:裁きの家/解説(佐古純一郎)

裁きの家 (集英社文庫 み 1-1)

裁きの家 (集英社文庫 み 1-1)

  • 作者: 三浦 綾子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1977/05/20
  • メディア: 文庫

【作品集】
『三浦綾子作品集 第五巻』1983年12月25日、朝日新聞社

三浦綾子作品集〈5〉裁きの家.死の彼方までも (1983年)

三浦綾子作品集〈5〉裁きの家.死の彼方までも (1983年)

  • 作者: 三浦 綾子
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 1983/12
  • メディア: -

【全集】
『三浦綾子全集 第三巻』1991年10月5日、主婦の友社

三浦綾子全集〈第3巻〉

三浦綾子全集〈第3巻〉

  • 作者: 三浦 綾子
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 1991/09
  • メディア: 単行本
【電子全集】
『三浦綾子電子全集 裁きの家』小学館ebooks、2012年11月23日配信開始
三浦綾子 電子全集 裁きの家

三浦綾子 電子全集 裁きの家

  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1977/05/30
  • メディア: Kindle版

【電子書籍】
集英社e文庫『裁きの家』2014年52日配信開始

裁きの家 (集英社文庫)

裁きの家 (集英社文庫)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1977/05/25
  • メディア: Kindle版