integral:三浦綾子資料室

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積木の箱:男たち

悠二が山田健一の家を訪問後、バスを降り、街を行くと「パチンコ屋には男たちがあふれていた」と描写される。氏名年齢容姿描写なし。

この男たちを「この人たちも、冬の働き場を失った人たちなのか」と眺めて過ぎるとともに、「北国の冬には、ここでなければわからない大きな問題のあることを、悠二はあらためて考えさせられた」。

※「発車」の章の終りに出てくる名もない男たちであるが、悠二の目を通して北国ならではの問題を提起している。