2013-04-22 積木の箱:二、三百人の子供やおとな 三浦綾子作中人物事典 『積木の箱』作中人物事典 悠二が新橋を歩いていたら、橋下の広い川原にあるスケートリンクで「二、三百人の子供やおとなが、魚の回游のように群れをなして同じ方向に滑っている」とある。悠二は一郎を探そうとするが「絶えず滑りつづける人たちの顔はさだかではなかった」。悠二はその群れを「孤独」だと感じる。