integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

積木の箱:鍵谷キリ子(かぎやきりこ)

「小路」の章で出てくる。「和服の女」
悠二を「ちょっと、遊ばない?」と店に誘い、無視した悠二を「何だい、けちんぼ」と言うが、キリ子の方から悠二に気づき、声をかける。

悠二が札幌の公立中学で教えた生徒。中学時代のキリ子は、「決して数学はできないほうではなかった」。
両親は実直な公務員。
二年前、札幌を出る。
公立高校に進学した後、デパートに就職するが、夜パートタイムでアルサロに勤め始めるが、「一日中デパートに立ちっぱなし、頭の下げっぱなしの、気の使いっぱなし、それで一月の月給が、アルバイトの十日分もないんだもん」と言い、貯金がもう少しで三百万になることを悠二に打ち明ける。

(1)「かすれたような低い声だが、口調は鋭かった」。「二十四、五とみえた」。「つけまつ毛のその下瞼に、疲れのかげがありありとみえた。声のかすれも、不健康な生活のしるしのように思われた」。

(2)記述なし

(3)「どうするって、貯まればそれでいいのよ。お金を貯めるのが、あたしの人生の目的よ」