integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

這松(はいまつ)

『大辞泉』(増補・新装版)によると

はいまつ【這松】 マツ科の常緑低木。本州中部以北の高山に自生。幹は地を這って四方に広がるが、直立することもある。樹皮は黒褐色色。葉は針状で五枚ずつ束生。六月ごろ、雄花と雌花とをつけ、小さな球果を結ぶ。

---------------------------------------------------

『積木の箱』:
・「ふっと、久代は豪一を思った。豪一があの噴出する硫黄山のように思われた。その噴煙をかぶったものは、この這松のように枯れんばかりに、白茶けたみじめな存在になるような気がした」。(砂湯)
・「一郎は白い這松の葉を一枚ちぎった。這松の向うの白樺の林がすがすがしいほどに青かった」。(砂湯)