『大辞泉』(増補・新装版)によると
ささ【笹・篠】1イネ科の多年性植物。一般に上の低いタケ類をいう。山野に群生し、クマザサ・アズマネザサ・ミヤコザサ・ネザサなど種類が多い。葉は長楕円形で先がとがる。かご・ざる、その他細工物を作るのに用いられ、実が食用になるものもある。 2省略
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『積木の箱』:
・「川湯温泉までの六キロ余りの道の両側は、エゾマツ、カエデ、楢などの原生林がつづいていた。しだ(原文傍点)や笹が林の中に青々と群生していた」。(砂湯)
・「風に笹がさやさやと鳴った。中学三年の大川が、進学をあきらめなければならないという一大事を素直に受けとめているのが、悠二にはいじらしかった」。(小路)