参照:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%BE%E3%83%9E%E3%83%84
『大辞泉』(増補・新装版)によると
えぞまつ【蝦夷松】 マツ科の常緑高木。北海道以北の山野に自生し、高さは四〇メートルになる。枝はすべすべし、小さい線形の葉を密生。葉は表面が白みを帯びる。五、六月ごろ、黄色の花粉をもつ雄花と紫色の雌花とがつく。球果は黄褐色。材は樹脂が少なく、製紙・人絹パルプ・建築材などに用いる。くろえぞまつ
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『積木の箱』:
・「二人は手をつないで、和夫の家の方に帰って行った。細い坂道の両側は熊笹が生い茂り、エゾマツや白樺が豊かに枝を張っている」。(入道雲)
・「川湯温泉までの六キロ余りの道の両側は、エゾマツ、カエデ、楢などの原生林がつづいていた。しだ(原文傍点)や笹が林の中に青々と群生していた」。(砂湯)