integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

自分自身が最大の敵

『積木の箱』:
・佐々林家の内情を告白したみどりは、悠二に「仕方がないわ。敵の中にいるんだもの。自分を守るために強くならなきゃあならないもん」と言うが、「敵という言葉に、いかにもみどりの実感がこもっていた。考えてみると、家族というものは、たしかにある意味では敵かも知れなかった。「自分自身が最大の敵」という言葉もあるように、身近なものが一番恐ろしい敵でもあり得るのではないか。常に最も身近にいるものこそ、お互いに傷つけあっている恐ろしい敵でもあった」。(羽虫)