2013-04-01 積木の箱:女中たち 三浦綾子作中人物事典 『積木の箱』作中人物事典 「丘の夜」の章で、久代の回想に出てくる。氏名年齢容姿描写なし。久代が帯広の旅館で働いていたとき、旅館にいた四、五人の女中たち。「それぞれに傷ついた過去を持っていて」、久代をかわいがり、久代の妊娠を責めず、好意で久代を客の目につかぬ下働きにしてくれる。また、久代に「若い身空で、何を好きこのんで苦労したいというのさ」と和夫を手放すよう勧めるが、久代は和夫を離さなかった。