integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

帯広

『続氷点』:
・「後に新聞記事で知ったことだが、この洞爺丸には二人の宣教師が乗っていた。一人は札幌、他の一人は帯広在住であった。二人共、救命具を人に与えて、自らは死んでいった。救命具を与えられた若い男女は、後にクリスチャンとなり、一人はYMCAで働いているという話も聞いた」。(たそがれ)

『積木の箱』:
・和夫を身ごもった久代は、帯広の街に行き、旅館で働き、「産院の窓から、紅葉の美しい庭が見えた」頃、和夫を産む。(丘の夜)
・敬子は久代たち親子をサマーキャンプに誘う。「うん、ぼくいく。アカンって、ぼく地図でなんべんもみたよ。帯広や釧路や美幌からもいけるんだって」(乱反射)
・「ふと久代は、和夫を生んだ帯広の街を思い出した。淋しいほど広い通りの街だったような気がする。いや、何を見ても久代自身が淋しかったのかも知れない」。(風鈴)