integral:三浦綾子資料室

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積木の箱:涼子

佐々林家のお手伝い。名字記述なし。一郎によると「人間より犬と話をしている時間の多いお手伝い」。みどりによると、「味つけは天下一品よ。あれがまずければ、この世においしいものなんて、ありはしないわ」という料理の腕。みどりからは「涼ちゃん」と呼ばれている。

(1)「体格の良い、笑顔のかわいい二十二、三のお手伝い」「笑うと涼子の顔は愛らしく一変した」

(2)「人間嫌い」「何年家にいても人に馴れるということがなく、それでいて仕事は人一倍早く、きちんとした仕事をした。そんな人間嫌いな所が、この佐々林家にはちょうどよかった。涼子には、行きつけの店でしゃべることも、近所の顔見知りの人と立ち話をすることもなかった」。

(3)「バカねえ、うちがりっぱだからって、人間が楽しくなるわけじゃないのよ」「そうよ。このうちにいて楽しいのは犬ぐらいよ。(後略)」