integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

春光台

実在する場所。旧陸軍の演習場。 
『道ありき』: 
春光台の丘で前川正は「綾ちゃんが生きるためになら、自分の命もいらないと思ったほどでした。けれども信仰のうすいぼくには、あなたを救う力のないことを思い知らされたのです」と、自らの足を石で打ちつけた。2013年8月8日付読売新聞「三浦作品の文学碑計画…有志が建設費募る」の記事によると、その場所は現在の春光台公園だといい、記念碑を建てる計画があるという。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20130808-OYT8T00025.htm
circled.2013/8/9
『積木の箱』:
「小説の舞台とわたし」(『遺された言葉』所収)で、舞台を春光台に定めた理由を綾子は「療養中、時折、訪ねた場所であったから」としている。
・「この丘は、旧陸軍の演習場で、春光台と呼ばれている。約六百ヘクタールの広い丘だ。ここには、きょうから杉浦悠二が務める私立北栄中学をはじめ、五つほどの学校が遠く近くに点在し、アパート団地や住宅が増えつつあった」。(坂道)
・「こんな高い木は、春光台には一本もない。ずいぶん遠い所に来たような気がした。ポプラ並木に沿って、白鳥の池が細長かった。白鳥の池を渡って公園を出た所に、広い大きな屋根があった。ブロックの塀をまわし、鉄柵の門がある」。(鉄柵)
・奈美恵が呼んだ車の運転手は、奈美恵に愛想よく「春光台もひらけましてねえ。わたしら軍隊時代、あの丘は演習場うでしたよ。泣かされた所でねえ」と話しかける。(挑戦)
・三月二日、悠二は春光台団地行きのバスに乗る。(炎)