integral:三浦綾子資料室

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知床/知床半島/知床の岬

『大辞泉』(増補・新装版)によると

しれとここくりつこうえん【知床国立公園】 北海道北東部、知床半島を中心とする国立公園。火山・海食崖があり、オジロワシ・トドなどが生息。昭和三九年(一九六四)指定。

しれとこはんとう【知床半島】 北海道北東部、オホーツク海に突出する半島。知床岳・硫黄岳・羅臼岳など火山が多い。先端に知床岬がある。「知床」はアイヌ語シリエトク(岬の意)から。

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『氷点』:
・北原が初めて陽子に送った手紙に次のように記される。「遠くに知床半島がかすんで見える斜里の海岸にきました。軽石がごろごろしています。毎年来ているところですが、軽石がこんなに多いと気づいたのは今年が初めて」(千島から松)

『続氷点』:
・北浜の海岸通りに出た陽子は、運転手から「知床の岬のほうでは、十七、八メートルもの高さに盛上がる」ことや、知床の番屋で一人で住む男の話を聞く。(燃える流氷)
・「夏でも船の便しかないという番屋に、長い冬をただ一人で暮す男の強さを思いながら、陽子は遠く知床の岬に目をやった」。(燃える流氷)
・「知床って、アイヌ語ですの?」と尋ねた陽子に、中年の運転手は「そうらしいですね。シレトクというのが、本当だそうですよ。地の果てという意味だとか聞いていますが」と答える。(燃える流氷)