integral:三浦綾子資料室

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石田三成

『大辞泉』(増補・新装版)によると

いしだみつなり【石田三成】[一五六〇 一六〇〇]安土桃山時代の武将。近江の人。幼名、佐吉。豊臣秀吉に才知を認められて五奉行の一人となり、太閤検地など内政面に活躍。文禄四年(一五九五)近江佐和山城主となり一九万四千石を領したが、秀吉の死後、徳川家康と関ヶ原で戦って敗れ、処刑された。

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『続氷点』:
「意のままにならぬという言葉で、啓造はふっと、高桐院で見た細川ガラシヤの墓を思い浮かべた。謀反人明智光秀の娘に生れ、高山右近の導きでキリシタンとなり、遂に石田三成によって死に追いやられた。が、最後まで、その教えを忠実に守り、罪とされている自刃をえらばず、老臣に介錯させたという。何百年か前の女の胸に、誰も侵すことのできない魂の生活が既にあったことに、啓造は改めて深い感動を覚えた」。(京の水)