integral:三浦綾子資料室

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高山右近

『大辞泉』(増補・新装版)によると

たかやまうこん【高山右近】[一五五二 一六一五]安土桃山時代のキリシタン大名。名は長房。洗礼名、ジュスト。摂津の高槻城主。のち、証上司。江戸幕府の禁教令によってマニラに追放後、病没。利休門下七哲の一人。

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『続氷点』:
「意のままにならぬという言葉で、啓造はふっと、高桐院で見た細川ガラシヤの墓を思い浮かべた。謀反人明智光秀の娘に生れ、高山右近の導きでキリシタンとなり、遂に石田三成によって死に追いやられた。が、最後まで、その教えを忠実に守り、罪とされている自刃をえらばず、老臣に介錯させたという。何百年か前の女の胸に、誰も侵すことのできない魂の生活が既にあったことに、啓造は改めて深い感動を覚えた」。(京の水)