『大辞泉』(増補・新装版)によると
かわかみはじめ【河上肇】[一八七九 一九四六]経済学者・社会思想家。山口の生まれ。京大教授。マルクス主義経済学の研究・紹介に努め、大学を追われた。のち、日本共産党に入党、検挙されて入獄。著「資本論入門」「経済学大網」「貧乏物語」「自叙伝」など。
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『続氷点』:
「京大の河上、瀧川は無論影響を与えただろうが、とにかく、京都の庶民は、自分の街を長年眺めているうちに、後ろ向きの預言者的存在になったかも知れないね」(京の水)