integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

木内綾

実在の人物。『優佳良織・木内綾作品展-北国の四季を織る-図録』(2000年、朝日新聞社)に、略歴が詳しい。
以下、p100-107「優佳良織40年の歩み(木内綾年譜)」を参照にまとめ、没年についてはネットで検索した。

木内綾の作る優佳良織のベストは三浦綾子の愛用品として知られている。

新しいところでは、2012年2月24日付日本経済新聞朝刊32面「交遊抄」に夫の三浦光世からみた三浦綾子・木内綾との交わりが掲載された。この記事によると二人の出会いは1960年代半ばらしい。

大正13年(1924) 7月7日 旭川市に生まれる
昭和18年(1943) 東京・代々木実践高女卒業
昭和37年(1962) 4月 優佳良織工房発足(旭川市三条通7丁目)
昭和45年(1970) 8月 優佳良織民芸館会館(旭川市三条通5丁目)
昭和48年(1973) 3月16日~4月23日 フランスの国営放送、フランス国立民族文化博物館主催「日本の綜合美術展」招待出典(会場 フランス国営放送ホール、パリ・シャイヨー宮、民族文化博物館大ホール、展覧会のあと、作品はシャイヨー宮収蔵)
昭和49年(1974) 3月 随筆集『手のぬくもり』刊(東京美術 題字・木内克 序文・海音寺潮五郎 朝日、毎日、読売、北海道新聞、北海タイムスなどに掲載されたエッセーなどをまとめた)
昭和50年(1975) 1月 『日本伝統織物集成』に収録(染織と生活社刊 750部限定 日本の伝統染織183種実物裂 日本各地に伝承された貴重な伝統織物の集大成)
昭和51年(1976) 3月28日~4月27日 バルセロナ市、スペイン美術協会主催「日本工芸展」木内綾、木内和博招待出典(会場 バルセロナ国立民族博物館 作品は同博物館収蔵) 8月6日から1カ月間 ハンガリー国際織物ビエンナーレ招待出典(主催 ハンガリー美術家連盟、サワリア博物館 会場 ソンバトヘイ市サワリア博物館 作品は同博物館に収蔵)
昭和52年(1977) 11月 ギリシア文化科学庁・アテネ市主催「日本伝統現代工芸展」招待出展(会場 アテネ市・ヒルトンホテル 作品はコルフ島ギリシア国立東洋美術館に収蔵)
昭和53年(1978) 8月 ハンガリー国際織物ビエンナーレ招待出展『ハマナス』金賞受賞 ハンガリー国立工芸美術館、国立クシュドナギャラリー主催「木内綾個展」
昭和55年(1980) 5月27日 優佳良織工芸館会館(旭川市神居町高台)
昭和58年(1983) 4月13日~15日 世界ウールクラフトフェスティバル招待講演(ニュープリマス市市民ホール) 同フェスティバル優佳良織特別展(ニュープリマス市ガベットブルスター・アートギャラリー)
昭和58年(1983) 10月19日 法相宗大本山薬師寺金堂に旛4流奉納 作品『ナナカマド』
昭和59年(1984) 2月~60年12月 ニュージーランド国立オークランド博物館主催「木内綾展」 昭和59年、60年の2年間国内各都市の美術館で巡回展(オークランド、ウェリントン、クライストチャーチなど12都市、作品は国立オークランド博物館収蔵)
昭和59年(1984) 10月 薬師寺西塔内陣に旛8流奉納『北海道の四季』(作品『ミズバショウ』『ハマナス』『秋の摩周湖』『流氷』)
昭和60年(1985) 10月9日 薬師寺西塔外陣に旛8流奉納『北海道の四季』
昭和61年(1986) 3月 薬師寺東京別院お写経道場に旛2流奉納 作品『早春』
昭和61年(1986) 4月27日 国際染織美術館開館
昭和62年(1987) 3月 第26回日本芸術工芸美術展招待出展『壁画』 内閣総理大臣賞
 
昭和62年(1987) 11月2日 北海道文化賞
平成3年(1991)  3月 薬師寺玄奘三蔵伽藍落慶に旛16流奉納 作品『雪の紋章』
平成3年(1991)  5月 雪の美術館開館 優香良織工芸館、国際染織美術館、雪の美術館の3館で「北海道伝統美術工芸村」を総称する
平成7年(1995)  11月28日 文化庁長官表彰
平成10年(1998) 9月 北海道功労賞
平成18年(2006) 11月5日午後9時6分、盲腸がんのため北海道旭川市の病院で死去、82歳。自宅は旭川市南が丘3の1の1。葬儀・告別式は22日午前10時から旭川市民文化会館で。喪主は長男和博氏がつとめた。   

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『続氷点』:
辰子の友人。徹は夏枝にユーカラ織の財布を誕生日に贈る。「ユーカラ織りは、辰子の友人が創り出した北海道の香り豊かな、手織の民芸品だった」と紹介される。