integral:三浦綾子資料室

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贖罪

『大辞泉』(増補・新装版)によると

しょくざい【贖罪】1善行を積んだり金品を出したりするなどの実際の行為によって、自分の犯した罪や過失を償うこと。罪ほろぼし。2キリスト教用語。神の子キリストが十字架にかかって犠牲の死を遂げることによって、人類の罪を償い、救いをもたらしたという教義。キリスト教とその教義の中心。罪のあがない。

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『続氷点』:
・順子は、陽子に手紙を書き、「わたしは自分の実の父を、一時非常に憎み、呪い、心の中で責め続けたことがありました。しかしわたしは、相沢の父母に連れられて教会に通い、そこでキリストの贖罪を知ったのです」と告白する。(命日)
・陽子は日記に「キリストの贖罪とは何か、わたしにはわからない。だが、多分この一語にこめられているであろう深い意味、あるいは真実が、非常に力あるものであろうことは、想像できる。なぜなら、殺人犯の父を憎む、その憎しみをさえ拭い去ることができたのだから」と記す。(命日)