integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

花しょうぶ/花菖蒲

『大辞泉』(増補・新装版)によると

はなしょうぶ【花菖蒲】アヤメ科のノハナショウブから改良した園芸種。葉は剣状で中脈が隆起する。五、六月ごろ、紫色・白色・絞りなどの大きな花を開く。江戸時代から改良が始まり、品種が多い。栽培地は四~九月に水があり、他は渇くところが適する。しょうぶ。[季=夏]

---------------------------------------------------

『続氷点』:
・第26章の章名。「花しょうぶ」
・「四人は今、月寒学園の花菖蒲園の中にいた。古代紫の大輪の群れの向うに、つややかな紺青の一群があり、そのまた先に、純白、えんじ、紫紺、なす紺と、花菖蒲の園は延々と連なり、どこでこの園が果てるのか、今立つところからは見当もつかない。」(花しょうぶ)
・陽子は徹が花菖蒲の園に立っていたが、駈けていくと行くと消えてしまった夢を見て、辰子の家の仏壇の前でしゃくりあげて泣いた。(曙光)