integral:三浦綾子資料室

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網走

『大辞泉』(増補・新装版)によると

あばしり【網走】 一北海道北東部の支庁 二北海道道北部の市。支庁所在地。オホーツク海に面し、北洋漁業の根拠地。水産加工・畜産業が盛んで、観光地としても有名。網走刑務所・モヨロ貝塚がある。人口四・三万。

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『続氷点』:
・北原は陽子に「港町といえば、網走もきれいな街ですね。刑務所が有名で、荒々しい町を想像しますけどね、公園の中に町があるような、きれいな街ですよ。湖だけでも四つ五つあるはずですよ」と言い、「きれいすぎるくらいです。しかし、流氷の網走は一度ごらんになるといいですよ。これは見せてあげたいな。でも、流氷は一人で見るべきかも知れないな」と流氷のことを話す。(陸橋)
・陽子は北原の助言を受けて、網走に流氷を見に行く。(燃える流氷)
・「右手に、湾を抱えこむように丘陵がつらなり、丘の下に網走の街の一角がつづいている。街が果てた向うに丘の突端があり、その前方の海に帽子岩と呼ばれる大きな岩が一つ、帽子を伏せたように見える。岩の左に白い灯台が立ち、少し離れて、赤い灯台が突堤の上に立っているのが、およそ二キロ前方に望まれた」。(燃える流氷)
・「網走は一人で行って見る街だと、いつか北原はいった。だが、一人で見るには、あまりにも荒涼たる景色だった」。(燃える流氷)