『大辞泉』(増補・新装版)によると
しょうこうし【小公子】≪原題 Little Lord Fauntleroy≫バーネットの児童小説。一八八六年刊。米国生まれの少年セドリックが英国に住む祖父の伯爵に引き取られ、その純真さで祖父の愛をよびさまし、伯爵家を継ぐ。明治二三年(一八九〇)から同二五年にかけて若松賤子が翻訳。
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『続氷点』:
・陽子は育児院の子どもたちに送ってやりたいと、クラーク会館で『小公子』と『小公女』を買う。