integral:三浦綾子資料室

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かえで/楓/カエデ

『大辞泉』(増補・新装版)によると

かえで【楓・槭樹】≪「かえるで(蛙手)」の音変化≫ 1カエデ科カエデ属の落葉高木の総称。葉は多くは手のひら状に裂けていて、秋に紅葉または黄葉する。実には翼がある。イロハカエデ・トウカエデ・イタヤカエデ・ミネカエデ・カジカエデ・サトウカエデなど。園芸品種も多い。材は器具用・家具用。砂糖をとる種類もある。もみじ。かえでのき。[季 花=春 紅葉=秋] 2・3・4省略

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『続氷点』:
・北大「工学部前のかえでは美しく」という描写がある。(陸橋)
・京都観光の最中、啓造に「こっちの楓は、全く小さいな。北海道とはちがう。おれは、どうも小さいのに弱いんだ」と高木が言う。(京の水)
・「細やかな葉が重なり合う楓を、啓造は見あげた。笹の葉といい、この楓といい、肌理が細やかで、気持がやさしくなる。荒々しい自然や、あの厳しい寒さの中で育った北海道人は、幾台か後には、この関西に育つ人間とはちがった人種に変って行くように、啓造には思われた。」(京の水)

『積木の箱』:
・「川湯温泉までの六キロ余りの道の両側は、エゾマツ、カエデ、楢などの原生林がつづいていた。しだ(原文傍点)や笹が林の中に青々と群生していた」。(砂湯)