デカルトの言葉。
『大辞泉』(増補・新装版)によると
我思う故に我在り ≪ラテン Cogito,ergo sum≫フランスの哲学者デカルトの言葉。すべての意識内容は疑いえても、意識そのもの、意識する自分の存在は疑うことができない。
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『続氷点』:
「新芽」の章の冒頭で、クラーク会館の学生食堂でカレーライスを食べ終えた陽子は、広いロビーに出て、さまざまな学生を目撃するが、その中の一人である、色物のワイシャツに、黒っぽい背広を着た年長らしい学生が、めがねをかけた学生に語りかける場面で出てくる。