integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

飛行機

『続氷点』:
・陽子は、生れて初めて飛行機に乗った感想を「わたしのような半人前の若い子が乗ってもよいのかと、もったいない気持ちでした」と啓造に書き送る一方で、「見渡す限り、晴れた日の雪原のように輝く雲海の眺望」「小さな虹の輪が、目の下の雲に置かれている」のに神秘的なものを感じ、視点を変えてみることの大切さに気付く。
・夏枝は陽子に謝罪を申し出る。「あのね、陽子ちゃん。おかあさんね、飛行機の中で、もし万一飛行機が墜落したら、何が一番心残りかと思ったのよ。陽子ちゃんに心からあやまっていないこと、それが一番心残りだと思ったわ」(たそがれ)