integral:三浦綾子資料室

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ドストエフスキーの『白痴』

『大辞泉』(増補・新装版)によると

ドストエフスキー[Fyodor Mikhaylovich Dostoevskiiy][一八二一 一八八一]ロシアの小説家。処女作「貧しき人々」で作家として出発。混迷する社会の諸相を背景として、内面的、心理的矛盾と相克の世界を描き、人間存在の根本的問題を追及。二十世紀の文学に多大の影響を与えた。作「罪と罰」「白痴」「悪霊」「カラマーゾフの兄弟」など。

はくち【白痴】≪原題、ロシア Idiot≫ドストエフスキーの長編小説。一八六八年刊。白痴とよばれるほど純真無垢な魂をもつムイシュキン侯爵が、現実の社会の中でその美しい魂を破滅させていくさまを描く。

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『続氷点』:
・陽子、徹、北原、順子の四人が植物園に行った時、道の傍らで、ポロシャツを着た青年がドストエフスキーの『白痴』の文庫本を顔に乗せてねていたのを見て、順子がいたずらっぽく笑う。北原が「なかなか感じがあるよ」と言うと順子は「そうね。賢き者なんて本だったら、もっとこっけいね」と語る。(交差点)