(1)密室
『続氷点』:
村井の車に乗って、松崎由香子の墓に行ったという夏枝に、啓造は「いけないね、車は一つの個室みたいなものだからね」と非難する。(バックミラー)
(2)手に入れたら、どうということもなくなるもの
『続氷点』:
「そうね。家でも、カーでも、恋人でも、手に入ってしまったら、どうということもなくなるのね。とすると、好きな人と結婚しても同じことかしら、人間って」(新芽)
(3)
『続氷点』:
・陽子は北原に、車より歩くほうがいいという。
・「今日は車を持って来たんですよ。陽子さんは、車より歩くほうがいいといったけれど、たまには冬のドライブもいかがです」(追跡)
・達哉の車を追った北原は、事故で大けがをし、足を切断することになる。(追跡)