integral:三浦綾子資料室

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かわいそうとは、ほれたってことよ/かわいそうだた、惚れたって事よ

夏目漱石の訳。『三四郎』の中で、出てくる。
『漱石全集 第五巻』(岩波書店、一九九四年、四月)所収、『三四郎』四の一六、p387にサヾーンの脚本の中にある「Pity's akin to love」を与次郎が「可哀想だた惚れたつて事よ」と訳す場面がある。

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『続氷点』:
・松崎由香子のことを説明した啓造は、由香子のことを「ただ、かわいそうだと思うだけだよ」と高木に言う。そのときに高木が口にした言葉。「ふん、かわいそうとは、ほれたってことよ、とかいうせりふがあったな」(サロベツ原野)
・啓造は、高木が口にした漱石の名訳「かわいそうだた、惚れたって事よ」を思い出しながら「男はかわいそうな女に、心を動かされるのだ」と思う。(夜の顔)