2012-12-05 讃美歌312番 三浦綾子作品引用句 『ひつじが丘』:・9月も半ばの土曜日に教会の庭で青年男女のだれかが歌いだす。・札幌に戻った奈緒実は教会の窓の下でこの讃美歌の練習をしていると思しきオルガンの音を聞き、讃美歌の歌詞を思い出す。「奈緒実自身、世のすべての人々に捨てさられたような淋しさで、こらえきれずに涙があふれた」。