integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

『大辞泉』(増補・新装版)によると

くわ【桑】クワ科クワ属の落葉高木の総称。ヤマグワ・カラグワ・ロソウなどで、品種も多い。葉は卵形で先がとがり切れ込みのあるものもある。雌雄異株が普通で、四月ごろ、淡黄緑色の小花が集まって咲く。実は複合果で、熟すと紫黒色になり、食べられる。養蚕用に栽培されるのは主にヤマグワ。根皮は薬用にもする。クワ科の双子葉植物は約一四〇〇種が熱帯を中心に分布、麻・コウゾ・イチジク・インドゴムノキ・イヌビワなどが含まれる。[季 春 実=夏]

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『氷点』
・見本林で徹は陽子を一人の女性として意識していることを告白し、「陽子、やっぱり北原が好きなんだね」と尋ねるが、陽子は返事をせず「傍らの桑の葉を一枚つんだ」。(堤防)

『続氷点』:
・啓造、夏枝、陽子、順子たちは、見本林に散歩に来た。夏枝が桑の実を見つけ、啓造が子供のころに食べた話をする。「順子は手を伸ばして、黒い実を一つとると口に入れた。」(石原)