integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

どろのき/ドロ/ドロの木

『大辞泉』(増補・新装版)によると

どろのき【泥の木・白楊】ヤナギ科の落葉高木。中部地方以北の湿地に自生。高さ約一五メートル。雌雄異株。春、葉の出る前に雄花・雌花を穂状につける。名は、材が泥のように柔らかいことから。マッチの軸や細工物などに利用。でろ。どろやなぎ。

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『氷点』:
見本林で徹と陽子は鬼ごっこをする。徹が林を抜けると、陽子はどろの木を背に立っていた。(堤防)

『ひつじが丘』:
・奈緒実は良一に会いに植物園に行く。「広い芝生も、何百年の樹齢を持つドロやエルムも、曇った空の下に、しっとりと沈んだみどり色を見せている」。

『積木の箱』:
「小熊秀雄の詩碑が、ドロの木の下に白く光っていた。その詩碑の前を、黒い猫がひっそりと歩いている」。(断面図)