『大辞泉』(増補・新装版)によると、
ペチカ[ロシア pachka]ロシア式の暖炉。煉瓦・粘土などで建物の一部として作り、壁の中の煙道を煙が通過して熱を伝える。ペーチカ。[季 冬]
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『氷点』:
・啓造は子供のころからペチカを使っている。(回転椅子)
・陽子と一緒に丸惣旅館に滞在していた夏枝は、牛乳がすぐとなりにあることや、ペチカがあることから帰旭し、温かさを実感する。(どろぐつ)
・辻口家のペチカは、陽子が中三の頃に壊れ、石炭ストーブをペチカの傍らに置いている。(雪の香り)