integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

仰げば尊し

仰げば尊し:wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%B0%E3%81%92%E3%81%B0%E5%B0%8A%E3%81%97

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『氷点』:
陽子の中学校の卒業式で歌われた。しかし、夏枝に答辞をすり替えられた陽子は歌うことを忘れ、「世のすべてから捨てられたような、深いしんとした淋しさ」を感じる。(答辞)

『積木の箱』:
・北栄中学を辞める悠二を、三年A組の生徒たちは、全員で見送ろうと約束し、悠二が学校を去る日に集まる。石川がクラスを代表してあいさつの言葉を述べた後、石川の合図とともに「仰げば 尊し わが師の 恩」と「歌いながら、生徒たちは悠二を先頭に歩き出した」。(終章)

『生きるということ』:
綾子が療養中、家で寝ていると卒業する生徒たちが後任の教師に伴われて堀田家を訪問し、「仰げば尊し」をうたうエピソードが語られている。綾子は「それはいま思い返しても、一幅の名画を見るような、すばらしく感動的なひとときでした。私はこの経験を『積木の箱』の中に少し変わったかたちで入れておりますけれども」と述懐する。