integral:三浦綾子資料室

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氷点(内藤洋子版、昭和41年放送版)


氷点 -昭和41年放送版- [DVD]

氷点 -昭和41年放送版- [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポリドール映像販売会社
  • メディア: DVD
 日本に「氷点ブーム」を巻き起こし、放送時には銭湯から人が消えたと言われ、40%を超える視聴率は今も伝説となっている。陽子役は、内藤洋子以降新人女優の登竜門と言われるようになる。
 第1作ということもあり、原作を忠実に映像化されている。辻口家は見本林のすぐそば(現在三浦綾子記念文学館のあるあたり)にあるだけでなく、当時の旭川駅、純喫茶ちろるも登場。街並みだけでも昭和40年代の旭川を知る(=作家三浦綾子誕生直後の旭川)ことのできる貴重な資料でもある。
 ナレーションは芥川比呂氏、原作の原文ママ。第8話で作家遠藤周作が松崎由香子の下宿の大家役でゲスト出演。
(原作との相違点)
由香子が外科の松田との結婚話を持ち込まれる。

北原の出身地が滝川になっている。
北原は、夏枝の母方の親戚になっている。
就職を希望した陽子は、営林局の職員になりたいという。
ナレーションでは「あさひがわ」と発音される。
自殺を決行する陽子が、出生の秘密を小学校5年生の時に知ったと遺書に書き記す。
結末は、原作と異なり陽子が目を覚ます(生死が明確になる)。