integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

小樽

『大辞泉』(増補・新装版)によると

おたる【小樽】 北海道西部の市。石狩湾に面し、石狩炭田の石炭積み出し港、のちに貿易港として繁栄した。現在は商工業が盛ん。人口一六・0万。◆金星は小樽内といい、アイヌ語「オタ-オル-ナイ」(砂の中の川)、また、「オタ-ル-ナイ」(砂のとける川)からという説がある。

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『ひつじが丘』:
・奈緒実が高校3年生の夏休みにオモタイへ遊びに行く。「奈緒実はオモタイを知らない。ただ美しいところだということをきいていた」

『続氷点』:
・陽子の生母・三井恵子が住んでいる。
・陽子は小学校の時に一度行ったことがあると言う。「わたし、小樽の街って好きよ」(陸橋)
・陽子にとっては「小樽はもはや、自分を捨てた母のいる町ではなく、達哉という弟と、そしてもう一人兄のいる町」である。(陸橋)

『積木の箱』:
・悠二に肩車をしてもらった和夫は、「どうだ高いだろう。東京まで見えるだろう」という悠二に「東京はね、札幌より、小樽より、函館より、もっともっと遠いんだよ。函館で船に乗って、青森について、仙台を過ぎて、水戸を過ぎて、それから幾つもの駅を過ぎて東京なんだよ。おじさん知らなかったの」と言う。(くもり日)
・・久代は、佐々林豪一の会社で秘書として働いていたが、豪一に犯され、両親の死をきっかけに札幌を去り、小樽の姉の元に身を寄せる。(丘の夜)