integral:三浦綾子資料室

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ひつじが丘:黒めがねをかけた男

 耕介の悠然とした態度を示すエピソードに登場。

 高校三年生の夏休み、竹山からの手紙を見て驚く奈緒実に「どうしたんだね」と耕介が尋ねても奈緒実は返事をしない。そんな耕介をみて奈緒実は「耕介の怒った顔を奈緒実は知らない。いつも悠然としている。二三年前にこんなことがあった」とこの男のことを回想。

 教会の前にあった大きな石に躓いて転んだと因縁をつける男に微笑んで「金がほしいのだろう。しかし金や物なんてどうせすぐなくなってしまうよ」と聖書をやろうとするが、男は逃げ出してしまう。