integral:三浦綾子資料室

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函館山

『大辞泉』(増補・新装版)によると

はこだてやま【函館山】 函館市南西部にある山。標高三三四メートル。亀田半島との陸繋島。南端に大鼻岬、東端に立待岬がある。臥牛山。

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『氷点』:洞爺丸の遭難事故から半月後、帰旭する汽車の中で、啓造は函館山を目撃し、自分の生を厳粛に受け止める。

 ふり返ると汽車の窓から紅葉の函館山が目に入った。海が銀色に穏やかだった。
 (生きている!)
 啓造は、ふと涙ぐんだ。(『氷点』台風)
 

『ひつじが丘』:
・良一と奈緒実の自宅がすぐそばにある設定となっている。「函館山の桜が咲いたと聞いて、奈緒実はことしこそ花を見に行ってみたいと思った。家のすぐ目の前にある函館山にさえ、のぼったことのない、自分の生活を思った」
・函館の地名を聞けば、その山とともに竹山が奈緒実を想起する場所。