2007-08-20 氷点:事務長 三浦綾子作中人物事典 『氷点』作中人物事典 事務長:辻口医院の事務長。村井が洞爺に行く手続きをした。また、村井の復職を賛成する。啓造の周囲をうろつく由香子に結婚を勧める。欠勤が続く由香子の下宿を訪れ、失踪を発見する。煙草を吸わない。 (1)生来より足が悪く、足を引きながら歩く。「立っている時は平凡に見える」が「歩くと不思議な威厳がただよった。謙虚で重々しく見えた」。(2)「新円生活に入ってからは経営はいっそう困難になった。二十年来の事務長の敏腕がなければ、この危機をのりこえることができなかったかもしれない」とある。 啓造に救急科の特設を進言する。