integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

2013-03-23から1日間の記事一覧

落葉松(からまつ)

『大辞泉』(増補・新装版)によるとからまつ【唐松・落葉松】 マツ科の落葉高木。日本特産。主に亜高山帯に分布し、高さ約三〇メートル。樹皮は灰褐色、葉は針状で束生し、秋には黄葉する。四月ごろ、雄花と雌花とがつき、上向きの球花ができる。材は建築・…

楢(なら)

『大辞泉』(増補・新装版)によるとなら【楢・柞・枹】 コナラの別名。また、ミズナラ、ナラガシワなどの総称。---------------------------------------------------『積木の箱』:・「少し行くと、建物の一軒もないぼうぼうたる原に出た。熊笹が風に絶え…

積木の箱:大野

佐々林家の運転手。「中年の運転手夫妻」。別棟に住んでいる。一郎によると「年中ペコペコと父の豪一の顔色ばかりみている」。奈美恵は「年に三度か四度」大野を郊外に誘って関係を持つ。(1)「中年」(2)奈美恵は、自身に対して「狎れた態度をみせるこ…

積木の箱:涼子

佐々林家のお手伝い。名字記述なし。一郎によると「人間より犬と話をしている時間の多いお手伝い」。みどりによると、「味つけは天下一品よ。あれがまずければ、この世においしいものなんて、ありはしないわ」という料理の腕。みどりからは「涼ちゃん」と呼…

積木の箱:トキ/佐々林トキ

佐々林豪一の妻。一郎と緑の母。豪一の愛人である奈美恵と同居している。奈美恵を同居させていることについて、一郎は疑問を抱くものの、「少年らしい単純さ」で母は何も知らないのではないかとした上で、「父は何という野ばんな、冷酷な人間かと思わずには…

佐々林家

『積木の箱』に登場する一家。佐々林一郎にとっては「あの家は、魔窟のようだ!」と思われる場所。 佐々林家は、街の真ん中の常盤公園の裏にあった。公園の中を突っ切っていくと、高いポプラ並木がある。並木の沿って小川のように長い「白鳥の池」があった。…

常盤公園

旭川市内に実在する公園。参照:「常盤公園」パンフレットhttp://www.asahikawa-park.or.jp/park/docs/tokiwa.pdf参照:「公益財団法人 旭川市公園緑地協会」http://www.asahikawa-park.or.jp/park/synthesis/tokiwa.html----------------------------------…

積木の箱:みどり/佐々林みどり

佐々林豪一の娘。一郎の姉。北栄高校に通う。十七歳。小遣いは月ぎめで5千円(※悠二の煙草代20日分が千四百円ということを考えれば多すぎる)だが、みどりの機嫌が悪ければ、トキはもっとくれるという。悠二を慕い、悠二に好意を寄せる敬子に対していち早…

積木の箱:奈美恵

佐々林豪一の愛人。佐々林一家と同居している。名字記述なし。「一郎より十四も年上」「二十七、八らしいわ」とあるが、みどりは、一郎に佐々林家について次のように語ったときに「奈美恵ねえさんはちょっとばかりルーズな所もあるけれど、二十八の未婚の女…

積木の箱:紺の制服を来たバスガール

「鷹栖村へ行く定期バス」のバスガール。「一郎を見て意味もなく笑いかけた」が、一郎ににらまれる。氏名年齢容姿描写なし。

鷹栖村

『積木の箱』:・「鷹栖村へ行く定期バスが埃をあげて近づいて来た」。(鍵)・天国に行こうとした和夫とマユミは「鷹栖村に出る広い道に出た」。(入道雲)・「この鷹栖村は、鷹が多くすんでいるというので、そう名づけられたが、どうやらそれは鷹ではなく…

阿寒(あかん)

『大辞泉』(増補・新装版)によるとあかん【阿寒】 北海道東部、釧路支庁の地名。タンチョウが有名。---------------------------------------------------『積木の箱』:・「佐々林豪一は、札幌の北栄中学にも北栄高校にもかなりの寄付をしている実業家で…

積木の箱:豪一/佐々林豪一

一郎と一郎の姉の父。五十一歳。愛人の奈美恵を同居させている。女性関係については敬子が「女の人にもてるとか、二号が札幌にいるとか聞いたことがある」と言う。奈美恵には、札幌、洞爺、函館の愛人がどのような女であるか寝物語に聞かせる。「佐々林豪一…

積木の箱:百合/津島百合

私立北栄中学三年A組(悠二の受持学級)に在籍。一郎の隣にすわっている。緑橋ビルの中に店舗を持つ洋品店の娘。「成績もきわだってよく」、一郎は中学に入った時から「少年らしい憧れに似た好意を抱いていた」。一方で「アリの巣」の章では「一郎は百合が…

シュバイツアー

『大辞泉』(増補・新装版)によるとシュバイツァー[Albert Schweitzer][一八七五 一九六五] フランスの神学者・哲学者・医師。ドイツ領だったアルザスの生れ。一九一三年に仏領コンゴ(現ガボン共和国)のランバレネに渡り、医療と伝道に献身。バッハ研究家…

積木の箱:大垣/大垣吉樹

私立北栄中学三年A組(悠二の受持学級)に在籍。母の大垣夫人の言葉によると「あの津島さんと吉樹とは、いつもことごとく意見が対立しますのよ」。「郊外の閑静な住宅街に大きな一戸を構えていた」。冬休み、大垣の家から家庭訪問を始めた悠二は、一家が天…

積木の箱:沖勇

私立北栄中学三年A組(悠二の受持学級)に在籍。「おれもシュバイツアーのようになりたい」と語る。山田健一に信服している。(1)「色の黒いの生徒」(2)「中学校三年生にしては、幼い物のいい方」(3)

積木の箱:山田/山田健一

私立北栄中学三年A組(悠二の受持学級)に在籍。「シュバイツアーのように、未開の土地に行って、未開人の友だちになります」と語る。川端町の近くに住む?(※悠二は新橋を渡り、川端町のほうに歩いていく)家は「二戸建ての三部屋ほどの借家」。父は左官屋…

積木の箱:佐々木隆子

私立北栄中学三年A組(悠二の受持学級)に在籍。「整肢学園の教師になりたい」と語り、その理由として背の低さに悩んでいて、「整肢学園の体の不自由な人たちなら、わたしがいくら背が低くても、きっとバカにしないと思います」と語る。(1)「立上がると…